章末演習(シンセ)
シンセ章の総仕上げです。ここまでに学んだ シンセの役割(パッド=持続音の下支え、 リード=上物の主張、プラック=点的な装飾)、白玉パッドとアルペジオ(同じ コードトーンを面でまとめるか・線でほどくか)、そして自分でパートを組み立てる 4ステップ を、2つの演習で確かめます。読んで分かったつもりでも、いざ役割を 言葉で答えたり、自分でパートを組んだりする段になると意外とあいまいだった、という 発見があるはずです。間違えても大丈夫。解説を読みながら前のレッスンに戻って確かめ れば、それで十分に理解は定着します。
この章末演習は次の2部構成です。
- 選択式クイズ … シンセの役割と、白玉パッド・アルペジオの考え方を確認します(知識の確認)。
- 作ってみる課題 … 共通題材の進行に重ねる自分だけのシンセパートを書き、ChordPlayer で土台のパッド和音を鳴らして確かめ、模範解答と聴き比べます(制作の確認)。
1. 選択式クイズ:シンセの役割とパート作りを確かめる
まずは、この章で学んだ内容を選択式で確認しましょう。各問とも、解答すると正誤と 日本語の解説が表示されます。全問正解を目指してください。設問はそれぞれ、 「シンセの音色と役割」・「白玉パッドとアルペジオ」・ **「自分で作る」**のレッスンに対応しています。
2. 作ってみる課題:自分だけのシンセパートを書き、模範解答と聴き比べる
いよいよ、この章のまとめとして 自分だけのシンセパート を書きます。題材は
これまでと同じ共通題材 I–V–vi–IV(C メジャー)、コードは小節順に
C → G → Am → F、テンポ 90 BPM の4小節ループです。「自分でシンセパートを作る」で学んだ
4ステップ——パッドかアルペジオかを選ぶ → 各小節のコードトーンを書き出す →
リズムと持続を決める → 他のパートと噛み合わせる——を思い出しながら組み立てて
みましょう。この演習では パッドとアルペジオを別々のパートとして作り、重ねて聴きます。
パッドのパートは synth.pad(持続音色)、アルペジオのパートは synth.pluck
(プラック音色)と、役割どおりの音色で鳴ります。
まず ChordPlayer で共通題材の白玉パッドを鳴らして、自分のパートが重なる 土台のハーモニーを耳で確かめてください。小節順に C → G → Am → F のコードが 全音符で持続して鳴ります。
確かめたら、下の2つのグリッドに パッド と アルペジオ を打ち込みましょう。 どちらも コードトーンを含む C メジャースケールの行が破線で強調 されています。 作れたら課題枠の 「自作を再生」 で両パートを重ねて聴き、「模範解答を再生」 (パッド+アルペジオの2パート構成)と聴き比べてください。
パッド(面)— 1マス=1小節
アルペジオ(線)— 1マス=8分音符
この章のまとめ
おつかれさまでした。これでシンセの章は終わりです。ここでは、シンセの 役割(パッド=持続の下支え、リード=上物の主張、プラック=点的な装飾)、 白玉パッドとアルペジオ(面で持続するか・線でほどくか)、そして パートを組み立てる4ステップ を学び、最後に共通題材の進行に重ねる自分だけの シンセパートを書いて、模範解答と聴き比べました。ドラムの「拍の地面」、ベースの 「低音の土台」、ギターの「中音域の厚み」の上に、シンセで「彩りと厚み」が乗りました。 最後のまとめレッスンでは、同じ共通題材の進行・同じ 90 BPM・同じ4小節で、ドラム・ ベース・ギター・シンセの全パートを重ね合わせ、これまで1つずつ作ってきたパートが 一体になってバンドサウンドになる様子を確かめます。